希望ナンバーを申し込みするには、「条件」が必要になります。下記が条件となります。
- 新車購入時の新規検査
- 住所変更(引っ越し)や、名義変更(中古車購入・譲り受け)を行う場合。
- 車両装着しているナンバープレートが破損(事故等)や汚損(経年劣化や汚れで見えなくなる)場合。
※上記に該当しない場合でも、ナンバーのみ変更したい場合は、汚損扱いで申請する。
注意する部分としては、『レンタカー(わナンバー)・軽二輪(バイク)・駐留軍(アルファベットナンバー)』は申請対象外。
登録自動車 | 軽自動車 | 二輪車 | |
自家用 | 申請不可 | ||
事業用 | 申請不可 | 申請不可 |
ここまで読んで、該当する場合は、それぞれ解説を参考にして下さい。
1. 希望番号により選べるのは?
1−1. 自由に選べる部分とは?
希望番号制度を申請する事で選べる部分は、4桁の一連指定番号のみである。下記イメージ画像の赤色アンダーバー箇所のみ。
1−2. どんな数字でも取れるの?
人気がある番号は抽選となり、「抽選対象希望番号」となります。他に希望する人が少ない場合(誕生日や記念日)などは「一般希望番号」となります。
1−2−1.「抽選対象希望番号」とは?抽選番号の調べ方
地名と、登録自動車・軽自動車でも抽選対象は異なりますが、一般的に人気で、抽選となる番号が「抽選対象希望番号」となります。多いのは下記となります。
1−2−2.自分の地域で抽選となる番号は?
ご自身の地域の希望ナンバーで抽選になる番号に関しては、下記から簡単に調べる事が可能です。
抽選対象希望番号を検索
抽選対象番号検索はこちら|kibou-number.jp
1−3. ナンバープレートは選べる?
ペイント式と、字光式から選択できます。
1−3−1.「ペイント式」とは?
一般的なプレートとなります。
1−3−2.「字光式」とは?
文字の部分が光るナンバープレートです。通常よりナンバープレートも高くなります。また、ナンバーの裏側に照明器具を別途購入し、器具が発光するように配線作業が必要となります。
1−4. 地域名を表示したい
一部地域では、運輸支局が併設していない地域でも復興の為に導入が認められています。
ご当地ナンバーは別ページに記載しました。対象市町村名はこちら
2. 希望番号の申込方法
希望ナンバーと、通常のナンバーで大きく異る部分は、事前に予約が必要となる事。まずは、その”予約方法”についての説明。
2−1. 予約の種類
予約の方法は、下記2種類がある。
2−1−1.インターネット予約
インターネット予約はネット上から申込できる。(普通車・軽自動車共通)下記、希望番号申込サービスから申請可能。
希望番号申込サービス(以下「当サイト」と呼びます)では、希望番号の申し込みに関する各種手続きや照会を行うことができます。
希望番号申込サービス|kibou-number.jp
2−1−2.予約センターへ行って予約する。
自分の車が該当する地域の予約センターへ行き予約も可能。下記からお調べ下さい。
- 登録自動車の予約センター一覧はこちら。
- 軽自動車の予約センター一覧はこちら。
ネット予約は希望ナンバー交付可能日の予定がメールで届き、交付可能日から1ヶ月以内に、対応する陸運局に車で1度行けば済むが、予約センターの場合は2度行く必要がある(1回目の申請は車でなくても可能だが、直接行く必要があります)。ネット予約の方法はサイト上の説明を読み行う、センターは窓口なので、不明な点は聞けば教えてくれるメリットもある。
3. 予約が完了したら陸運局へ。用意するもの、必要書類
ここからは、車を持込みナンバーを装着する日に持っていく物、用意する書類。
3.1. 希望番号予約済み証
ネット予約はメールアドレス記載の番号。センター予約は予約済み証を貰えるので持参します。
3.2. ナンバーを変更する車両
ナンバーは外さないで車両を持込み、陸運局に着いてから外します。ナンバーだけ持ち込みではなく車両ごと持ち込みです。※普通車はリアのナンバーに封印があり、それを外して走る事はできません。
3.3. ナンバープレート
陸運局内で、外したナンバープレートを手続き時に返納します。
3.4. 車検証
持ち込み車両の車検証。
3.5. 印鑑
認印で大丈夫です。
3.6. OCR申請シート
陸運局で入手し、見本を元に記入します。費用は20円。
3.7. 手数料納付書
陸運局で入手し、見本を元に記入します。費用は無料。
3.8. 自動車税申告書
新しいナンバーにて申告手続きをします。用紙は無料で見本を元に記入。申告場所は陸運局内に併設されています。
3.9. 手数料納付書
陸運局で入手し、見本を元に記入します。費用は300円。
※1. 委任状
代理人、車屋、カーディーラーに依頼する場合のみ必要。(車検証記載の本人が行く場合は不要)
※2. 理由書
ナンバープレートが盗難・紛失などで返却負荷の場合は必要。
盗難の場合は、届出が必要となり、盗難届を行った警察署名、届出年月日、受理番号を記入する必要があります。
4. 希望ナンバーにかかる費用
自分で行う場合や、車屋に依頼する場合でもわかる一覧表。
名称 | 説明 | 金額 |
申請手数料 | ー | 300- |
OCRシート | 陸運局で申請時に必要なシート。 | 20- |
ナンバープレート中型(普通) | 希望ナンバープレートペイント式の価格 | 前後4,100-〜4,500- |
ナンバープレート大型 | 希望ナンバープレートペイント式の価格 | 前後5,300-〜5,500- |
工賃 | 車屋やディーラーに頼む場合は持ち込む工賃 | 10,000-前後 |
ナンバープレート代金に関しては、47都道府県で多少の価格差がある為、料金の詳細は4,100-〜4,500-という表記にしております。
工賃に関しては、車屋に依頼しても、車屋の人が上記手続きを行う点、車を預かる点、車を持ち込みするリスクから、1万円ほどはかかります。お近くの車屋、カーディーラーに見積もりを依頼してみましょう。
どうせなら、好きなナンバーを光らせたい!そう思う方は、希望ナンバーと同時に字光式をお薦めします。字光式ナンバーに関しては価格と必要な物が追加になるので、詳しくは『字光式ナンバー』で解説しているので、合わせて目を通してみては?